Cover Moveは、発動条件（トリガー）が満たされると、あらかじめ設定している位置に、ユニットが自動的に移動するコマンドです。このコマンドを用いて移動する際は、 通常の移動（Move）で移動できる距離の1.5倍の距離を踏破 できます。

  そのため、このコマンドは 敵の動きを予測して戦術的に優位な位置に移動する際や、足の遅いユニットを足の速いユニットで引っ張っていく際に使用 します。

  Cover Moveを選択・実行したら、まずはトリガーとなる味方・敵ユニットか、最大12×12グリッドの範囲で場所を選択し、続けて移動予定先を設定します。移動予定先と移動後の向き設定を終了すると、待機状態となります。待機状態になったあとは、何をトリガーに指定したかによって、結果が変わります。


  トリガーユニットが移動・攻撃・アイテム使用などの行動を行った際（SP Attack使用時は除く）に発動条件が満たされ、事前に指定した位置へと自動で移動します。


  設定した範囲内に敵または味方が侵入した際に、自動的に事前指定した位置へと移動します。地面への設定時には、侵入予測エリアを決める為に、エリア始点とエリア終点の2ポイントを指定する必要があります。

  Cover コマンド［Cover Move］を選択したら、次にトリガーを設定する。ユニット（敵・味方どちらでも可能）をトリガーに設定する際は、カーソルを合わせてAボタンでセット。

  トリガー設定に続いて、移動予定地点のセットを行う。［Cover Move］で移動する場合は、 通常のMOVEで移動できる距離の1.5倍の距離を移動可能 。

  トリガーセット⇒移動予定地点セットが終わったら、その時点で、ユニットは ［Cover Wait（援護前待機）］ に入る。

  トリガーとして指定したユニット（この例では隣にいたジュード）がMoveで移動するか、またはAttackで攻撃した際に事前設定時条件が満たされ、予め指定していた移動予定地点へと走り出す。

  通常より長い距離を移動できるので、遮蔽物から遮蔽物への移動、または敵との相対距離をとって、敵の武器の射程外など安全な位置へと逃げる際などに使用すると効果的。

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