今は昔。 太古より続く魔物との戦いも一段落つき国と国とのいざこざもある程度落ち着いた泰平の世。 ある時は恐れ、ある時は敬った神々の存在も次第に人々の心から消えようとしていた。 そんな中……未だ神の存在が色濃く残る小さな村に泰平の世ゆえに職を失った四人の忍びがたどり着いた。 「アタシ達はついこの間・・・ “いまどき忍なんて流行らないモノ、わしの城には必要ない。 リストラじゃ、リストラしてしまえっ！” って感じでお城から追い出されちゃったんだよね〜あんのアホ城主、いつか絞めてやる・・・。 まっ、そんなこんなで、安住の地を求めて旅をしてるんだ・・・ ココなんか良い感じの村じゃない？ あっ！おじじ様どこ行くの？え、周囲の偵察？ じゃ、アタシは先に宿屋で一休みしよっと。ほら、シノ姉、早く行こうよ〜。」