「マリーは、愛いやつじゃのう」 「……閏日とは人をおかしくさせるものなのでしょうか?」 「4年に1度ぐらい良いではないか」
「いつまでやってんの! 今日から帝国領よ!」 「そうじゃったな」
「更新も残りあとわずかということですね」
「しかたがないのう。それで美味しいものというのはどこにあるのじゃ?」 「よう、アイちゃん」
「ぬ、やはり出おったか!」 「大概の美味しいものは、帝都グラン=スタッドに集められるようですぞ、アイちゃん」
「おぬしもかっ!とすると…」 「うむ、聞いたことがある。ガウスが領土を拡大している一番の理由、それが美食の極みを尽くす為ということですよ、アイちゃん」
「アイちゃんと呼ぶでない!」
「さながら美食倶楽部といったところですのう!」
「なるほど、帝国の皇帝は髪を黒くすればどこぞの美食家に似てない事もないな」
「戦時下でなければ一大商業都市になるのでしょうな」
「てことは、やはり美しい女性たちも集う都市となりますね」
「それでまんまと集まったのがこの3人ってこった」
「お前らに言われとう無いわ!」
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