大地の神セラを信仰するトリスタン公国に生まれた。3歳のとき母アリアがベルガードに殺され、そのベルガードであった父は5歳の頃に彼を残し姿を消した。ゆえに父と自分の中に流れるベルガードの血を憎み聖騎士団に入団。入団後は急速に頭角をあらわし、ベルガードの討伐隊に抜擢されることとなった。
　幼なじみのセシルに恋心を抱いていたが、勝手に振られたと思い込み今は友人としてつきあっているらしい。

　トリスタン公国の聖騎士団長であり、主人公レシオンの上官でもある。信仰心と正義感が強く剣の達人である。
　レシオンを信頼して討伐隊のメンバーに組み入れた。両親をベルガードに殺され、敵として憎んでいる。

　トリスタン公国の第3王女。幼いときに修道院に入り、以来そこでの生活で優しさと芯の強さを育んだ。聖騎士団長であるヒースクリフに恋心を抱いていたが、婚約者である第2王女に気を使ってかその気持ちを心の奥に封じ込めている。
　修道院から城へ戻る途中、ベルガードのアリシアに誘拐されてしまう。

　レシオンの幼なじみ。彼のことはいつも気にかけているようだが、特別な恋心というほどではないらしい。幼なじみという関係のためか、レシオンに対してはついぶっきらぼうな口調で答えてしまうようだ。聖騎士団に入ったレシオンを追って、弓術士として討伐隊に加わった。
　シルファーナに対してなぜかコンプレックスを感じているようだ。

　ベルガードとして生まれ色々な経験をしているせいか人を信用できない性格になっている。シルファーナを誘拐し、はじめはレシオンと敵対するのだが、ルルの仲介により仲間となることに。レシオンの父から魔学を学び、彼を親のように慕っている。息子のレシオンにも好感を持ち真実を求めるため行動をともにすることとなった。ベルガード嫌いのパティとは仲が悪いのだがそのうち心をひらいてほしいとも思っているようだ。

　聖騎士団長ヒースクリフの妹。残された肉親であるヒースクリフを慕い、いつも自慢している。人一倍傷つきやすい繊細さを隠すように、いつも明るく振る舞っているけなげな少女である。ブラコンであるためトリスタンの第2王女に嫉妬しているらしい。同じ境遇のレシオンを兄のように慕っている。仇ベルガードの民であるアリシアを嫌っている。

　いきなり空から舞い降りてきたり、初めて会ったはずなのにレシオン達の名前を知っていたり、未来のことを予言したり、2人に増えたりする謎の少女。
　年に似合わず冷静沈着で恋愛感情もしっかりしているようだが、ふとしたところで内気で甘えん坊なところを見せることもある。

　好きなことは探検・古文書の研究・アイテム集めなどから、料理・食事・歌う・裁縫Etc.…。人生を楽しみつくすことをモットーとしている。ただし恋愛だけは超奥手。いつも能天気に振る舞っているがいきなり確信を突いた発言をすることもありあなどれない。悪に対する嫌悪感が強く、情にもろいお嬢様である。なので、教会の強引なやり方に反感を抱いている。

　主人公を見守る賢者。女の子達の心の中を読むことができるので、主人公の恋のサポートをしている。明るくかわいくドジで面倒見のいいお姉さんタイプ（自称）。何も考えていないようだが、実は世界のすべての真実を知っている。

　妖しい色香を漂わせる謎（？）女性。
　ショップの店主をやっている。
　包容力豊かなお姉さんタイプで、レシオンに好意を寄せているらしい。高価な買い物をすると喜ぶ。