こんにちは、株式会社サクセス マーケティング担当のTと申します。
本企画は、「ソーシャルゲーム虎の巻」ということで
これからソーシャルゲームを作成したいとお考えの企業、あるいは個人の皆様に向けて、
ゲーム開発のノウハウや、運営の方法論、裏話、いろいろお役に立つ情報を、
ご提供していこうと考えています。
第8弾の「ソーシャルゲームの課金」に続きまして、
第9弾は、 「Simple is Best.(iPodの歴史から)」
というテーマで、お話ししていきます。
ソーシャルゲーム虎の巻 とは
少し外れるんですが、先週、アップルのスティーブ・ジョブズ氏が
お亡くなりになり、思うところがあり、急遽、今回のテーマになりました。
※↑↑ いいね!ボタンを押していただければとってもうれしいです。
☆最初のiPodは、5Gのハードディスク?
最新のipodというか、iphoneは、多機能で、音楽が聴ける電話という認識が一般的ですが
世の中に最初に登場したipodは、とってもシンプルなものでした。
2001年
初代ipodが発売されました。
5GBくらいの容量で、firewire接続で、ユーザが購入したCDを
macintosh上で、ただで使える音楽リッピングソフト「iTunes」でコピーして、
ウオークマンのうように外で音楽を聴くプレーヤーとしてのデビューでした。
「iTunesで、音楽をコピーして、iPodで音楽を聴く」というシンプルな構造でした。
(後、マックに接続して、外部ストレージとしても機能しました、)
登場した時は、マックにしかつなげなくて、しかも画面は白黒で、
小さなハードディスクか?というイメージを持ってました。
(たしか、ブロック崩しのようなゲームがおまけでついていたような?)
でも、シンプルなのがよかったのでしょうか?
☆Newtonを捨てたjobs?
iPodの登場前の1990年代、日本でも少し流行しましたが、
PDA という概念のものがいろいろ出ました。
Personal Digital Assistant と呼ばれる 情報端末で、
1990年代のアップルのCEOだった ジョン・スカリーが「Newton」という商品で具現化しました。
日本ではシャープが、「ガリレオ」という名称で、発表しましたが、発売には至りませんでした。
PDAは、日本では、ピノキオ(パナソニック)、クリエ(ソニー)などいろいろがんばってましたが、
定着せず、シャープの「ザウルス」のみが健闘していたように感じます。
当時のPDAは、なんでもできるという「売り」文句だったのですが、どれも中途半端で
日本では生き残れなかったようです。
アップルでも、「Newton」の流れがあったようですが、スティーブ・ジョブズが復帰した後、
「Newton」プロジェクトは闇に葬り去られたという噂です。
☆音楽が外で聞ける、それだけでOK
ipodは、PDA的ではなく、シンプルな音楽プレーやとしてスタートし、そのわかりやすさから
市民権を得ました。(このあたりは、日本のヘッドフォンステレオの「ウオークマン」的です。)
その後のipodは、以下のように多機能化していきますが、
それは、競合他社との差別化というよりは、
当初から考えていた壮大な計画を着実に実行しているだけ なのでしょうか?
2002年 Windowsにも対応
2005年 動画再生に対応
2008年 電話ができる iphone3G 発売(日本)
2009年 iphone3GS
2010年 iphone4
2011年 iphone4S (日本では、SBとAUの2キャリアから発売)
☆ユーザは何を楽しんでいるか?
シンプルな音楽プレーヤから、多機能な情報端末へと進化してるiPod(iphone)ですが、
ユーザが何を楽しんでいるかを、iTunesの機能追加の歴史から考察してみます。
2001年 iTunes発表 CDのリッピングソフト(MP3化)として登場
2003年 アメリカで、iTunes Music Store 開始、Windowsにも対応
2005年 日本で、iTunes Music Store 開始、PodCasting開始、VIDEO提供開始
2007年 iphoneと連携
2008年 メジャームービー販売(レンタル)開始、AppStore開始
2010年 iPadと連携
まとめてみると
1:自分の持ってる音楽をipodで聴く。
2:音楽を購入する。
3:アプリ(ゲームなど)を購入する。 ⇒ 今回、唯一ソーシャルゲームのネタですね!
4:ビデオクリップ、ムービーを購入する。
5:本を購入する。
ipod~iphone は、多機能化して、楽しめることも多くなってきましたが、
操作性は、昔のまま、シンプルのままになってるところが大事なことでしょうか?
最初のipodを発表した時、もし、現在のような多機能てんこ盛り状態で発表していたら?
ユーザはついてこれなかったかもしれませんね!
ユーザインターフェイスに関して
「Simple is Best.」というお話でした。
このような商品(というか作品)を世の中に送り出してきた
偉大なるスティーブ・ジョブズ氏、ありがとうございました。
これで、「Simple is Best.」のテーマは終了です。
なお、ご意見、ご質問などは、こちら(フォーム)から、お願いいたします。
※ご意見、ご質問の本文内に、「Simple is Best.」について
と、記入いただけるとうれしいです。
ソーシャルゲーム虎の巻Facebookページはこちらです。
ではまた。
本企画は、「ソーシャルゲーム虎の巻」ということで
これからソーシャルゲームを作成したいとお考えの企業、あるいは個人の皆様に向けて、
ゲーム開発のノウハウや、運営の方法論、裏話、いろいろお役に立つ情報を、
ご提供していこうと考えています。
第8弾の「ソーシャルゲームの課金」に続きまして、
第9弾は、 「Simple is Best.(iPodの歴史から)」
というテーマで、お話ししていきます。
ソーシャルゲーム虎の巻 とは
少し外れるんですが、先週、アップルのスティーブ・ジョブズ氏が
お亡くなりになり、思うところがあり、急遽、今回のテーマになりました。
※↑↑ いいね!ボタンを押していただければとってもうれしいです。
「Simple is Best.」
☆最初のiPodは、5Gのハードディスク?
最新のipodというか、iphoneは、多機能で、音楽が聴ける電話という認識が一般的ですが
世の中に最初に登場したipodは、とってもシンプルなものでした。
2001年
初代ipodが発売されました。
5GBくらいの容量で、firewire接続で、ユーザが購入したCDを
macintosh上で、ただで使える音楽リッピングソフト「iTunes」でコピーして、
ウオークマンのうように外で音楽を聴くプレーヤーとしてのデビューでした。
「iTunesで、音楽をコピーして、iPodで音楽を聴く」というシンプルな構造でした。
(後、マックに接続して、外部ストレージとしても機能しました、)
登場した時は、マックにしかつなげなくて、しかも画面は白黒で、
小さなハードディスクか?というイメージを持ってました。
(たしか、ブロック崩しのようなゲームがおまけでついていたような?)
でも、シンプルなのがよかったのでしょうか?
☆Newtonを捨てたjobs?
iPodの登場前の1990年代、日本でも少し流行しましたが、
PDA という概念のものがいろいろ出ました。
Personal Digital Assistant と呼ばれる 情報端末で、
1990年代のアップルのCEOだった ジョン・スカリーが「Newton」という商品で具現化しました。
日本ではシャープが、「ガリレオ」という名称で、発表しましたが、発売には至りませんでした。
PDAは、日本では、ピノキオ(パナソニック)、クリエ(ソニー)などいろいろがんばってましたが、
定着せず、シャープの「ザウルス」のみが健闘していたように感じます。
当時のPDAは、なんでもできるという「売り」文句だったのですが、どれも中途半端で
日本では生き残れなかったようです。
アップルでも、「Newton」の流れがあったようですが、スティーブ・ジョブズが復帰した後、
「Newton」プロジェクトは闇に葬り去られたという噂です。
☆音楽が外で聞ける、それだけでOK
ipodは、PDA的ではなく、シンプルな音楽プレーやとしてスタートし、そのわかりやすさから
市民権を得ました。(このあたりは、日本のヘッドフォンステレオの「ウオークマン」的です。)
その後のipodは、以下のように多機能化していきますが、
それは、競合他社との差別化というよりは、
当初から考えていた壮大な計画を着実に実行しているだけ なのでしょうか?
2002年 Windowsにも対応
2005年 動画再生に対応
2008年 電話ができる iphone3G 発売(日本)
2009年 iphone3GS
2010年 iphone4
2011年 iphone4S (日本では、SBとAUの2キャリアから発売)
☆ユーザは何を楽しんでいるか?
シンプルな音楽プレーヤから、多機能な情報端末へと進化してるiPod(iphone)ですが、
ユーザが何を楽しんでいるかを、iTunesの機能追加の歴史から考察してみます。
2001年 iTunes発表 CDのリッピングソフト(MP3化)として登場
2003年 アメリカで、iTunes Music Store 開始、Windowsにも対応
2005年 日本で、iTunes Music Store 開始、PodCasting開始、VIDEO提供開始
2007年 iphoneと連携
2008年 メジャームービー販売(レンタル)開始、AppStore開始
2010年 iPadと連携
まとめてみると
1:自分の持ってる音楽をipodで聴く。
2:音楽を購入する。
3:アプリ(ゲームなど)を購入する。 ⇒ 今回、唯一ソーシャルゲームのネタですね!
4:ビデオクリップ、ムービーを購入する。
5:本を購入する。
ipod~iphone は、多機能化して、楽しめることも多くなってきましたが、
操作性は、昔のまま、シンプルのままになってるところが大事なことでしょうか?
最初のipodを発表した時、もし、現在のような多機能てんこ盛り状態で発表していたら?
ユーザはついてこれなかったかもしれませんね!
ユーザインターフェイスに関して
「Simple is Best.」というお話でした。
このような商品(というか作品)を世の中に送り出してきた
偉大なるスティーブ・ジョブズ氏、ありがとうございました。
これで、「Simple is Best.」のテーマは終了です。
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※ご意見、ご質問の本文内に、「Simple is Best.」について
と、記入いただけるとうれしいです。
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