大草原の小さな暮らし―LITTLE HOUSE
アメリカ開拓時代の生活を紹介した本です。
カラー写真が豊富で、特に道具類がたくさん載っているのがツボ。
この本を見ると、道具って格好いいなあと感じるはず。
この時代というか、世界中の農村風景に共通している事は、手づくり感だと思う。
鉄の道具も、機械ではなくて、人間の手の力の範囲で作られる。
だから、まっすぐな線はほとんどなく、丸っこくて愛嬌がある。
使い続けて出来た、錆やへこみに味があると思う。
最近、自分の生活でも、道具は本物を使いたいと思ってて、
包丁や鍋、ガラスジャーやお釜も、「一生モノ」にしたくて、いいものを探します。
家にある物が、すべて思い入れのある物。
これは豊かな生活、人生だと思う。
現在、家にある物はかなりの割合で気に入った物になっているけど、
電気製品はいいのが無いのであんまり家に置きたくない。