この青空を見て、どう感じますか?
みずみずしい植物を見て、どう思いますか?
この海はきれいですか?
食べ物の焦げと、炭火の赤や白い灰を見て、どう感じますか?
南房総に週末移住してから、自然の気持ちよさを満喫しています。
なんでこんなに気持ちいいのだろう?
と思うことがたくさんあり、2年経った今、その理由が分かりました。
「人間が生きるために有益な事は気持ちいいと判定する」
「有害な事は気持ち悪いと判定する」
という事だと思います。
例えば体温を奪う雨、体の表面の雑菌を増やす湿度、これが気持ちいいと思う人は、
生き残ってはこれなかったはずです。
人間は、こんな難しい事を考えなくても、青空が気持ちよく感じる人は増える、
という淘汰が働いたんじゃないかと思います。
他の文化圏では違うかもしれんけど。
嵐の前に高揚感があるのはなぜか、
嫉妬というものがなぜ標準装備されているか、
よその子供が騒ぐとイライラするのはなぜか、
一見不思議な事が世の中にはたくさんありますが、
これらも、同じような事だと思います。
そして、この事が分かったと同時に、
ゲームの中に発生する「謎の中毒性」の正体が判明しました。
時間を忘れてしまう、癖になる、やめられない、
コレは一体何から発生しているのか。
とうとう分かりました。
マスターアップの後に。
しまった...もっと早く気がついていたら...
と後悔はしていません。
他の目的で入れた要素が、そのまま中毒要素になっていたからです。
干草作りや、雑穀の収穫が、面倒そうに見えて面倒ではないのはなぜか。
これはゲーム作りのテクニックがあるからではありません。
気になる人は、遊んでみてください。